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　花王は、主力化粧品ブランドの一つである「ＳＯＦＩＮＡ」を活用した機能性表示食品の展開を始める。同社は10日、既存品「ＳＯＦＩＮＡ ｉＰ クロロゲン酸 飲料」を、機能性表示食品にリニューアルし、11月9日に発売すると発表した。

　機能性関与成分はコーヒー豆由来クロロゲン酸類。肌の水分量を高め乾燥を緩和することを訴求する。内容量は100ｍＬ×10本の箱入りで、参考価格は税抜き3800円。全国の百貨店、スーパー、オンラインショップなどで販売する。

　「ＳＯＦＩＮＡ ｉＰ」ブランドの美容飲料は2015年から発売。今回の刷新で表示が可能となった美容機能などを、消費者へアピールを強めていくという。同社は12日現在でコーヒー豆由来クロロゲン酸類を機能性関与成分とする製品を同品含め3件届け出ているが、他の2件は「ヘルシア クロロゲン酸の力 コーヒー風味」と同黒豆茶風味の2品で、すでに販売を開始しており、高めの血圧を下げることを訴求している。