サッポロW むくみ改善で届出へ レモン由来ヘスペリジン(2019.10.10)


 サッポロウエルネスラボは、機能性表示食品の第2弾として、レモン由来ヘスペリジンを機能性関与成分として届出することをこのほど明らかにした。詳細は今後詰めていくが、ヘルスクレームとして、女性を対象にした、朝の顔のむくみ改善と、夕方時の足のむくみ改善の2点を想定している。同社では、独自開発のSBL乳酸菌を機能性関与成分とした睡眠の質を改善することをヘルスクレームとするサプリメントでの届出実績を持つ。

 ヘスペリジンについては、男女のむくみ改善の研究成果をサッポロHDが先月発表したばかり。「今回の発表で、女性の悩みとして挙げられる朝の顔のむくみ、夕方の足のむくみの改善がピンポイントで成果が上がった」(サッポロW担当者)ことから、女性対象の機能性表示食品として届出を進める考え。届出にあたっては、レモンの研究を長年続け、研究実績も豊富なグループ会社のポッカサッポロフード&ビバレッジなどと協力、連携し書類を作成していく。

 機能性表示に向けた準備を進める一方で、同素材の原材料供給に向けた準備も並行して進める。来秋を目途に健康食品市場で提案を始めたい意向だ。

 同社は、サッポロホールディングスの100%子会社。持ち株会社のR&D部門を一部発展させ、健康食品関連を担当する事業会社として今年2月に設立された。

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