年度別届出数、過去最多を更新 大正製薬、LDL低下で2件届出(2020.3.9)


 消費者庁は9日、機能性表示食品の届出情報更新を行い、9件の届出を新たに公開した。これにより今年度の届出総数は699件に達し、年度別届出総数の最多記録を更新した。これまでの最多記録は前の年度の690件。

 この日の更新では大正製薬、イワキ、シオノケミカルなどからの届出資料が公開。大正製薬は、リコピン及びDHA・EPAを機能性関与成分とするサプリメント2品を届け出た。

 大正製薬が今回届け出た2品は、『コレス&ミドルケア カプセルW』、『コレステロールや中性脂肪が気になる方のカプセル』をそれぞれ製品名とするもの。同社として初めて機能性関与成分として届け出たリコピンで、LDL(悪玉)コレステロール低下機能を訴求する(研究レビューで届出)。

 同社はLDLコレステロール低下機能を訴求する機能性表示食品をこれまでにも届け出ている。ひとつはキトサン、またはアフリカマンゴノキ由来エラグ酸をそれぞれ機能性関与成分にしたサプリメント。アフリカマンゴについては2件の届出があり、製品名は『中性脂肪やコレステロールが気になる方のタブレット』など。

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