再春館製薬 長白仙参を刷新 (2020.3.26)

再春館 初のFFC発売①

【写真=30本(約1カ月分、1本20g)入りで税込み6480円】

 再春館製薬所(熊本県上益城郡)は3月17日、同社として初となる機能性表示食品を新発売した。2015年以来、一般健康食品として販売してきた『長白仙参』をリニューアルしたもので、機能性関与成分に報告されている中高年の「歩く力」に対する機能を訴求する。発売に合わせて日刊紙に全面広告を掲載。機能性表示食品化も機に拡販に力を入れる考えで、リニューアル前比115%の売上を見込む。

 同社が新発売した機能性表示食品は『歩みのゼリー 根の力』(=写真。スティックタイプゼリー)。機能性関与成分のブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボンに報告されている「年齢と共に脚の筋力に作用することにより、中高年の方の歩く力を維持する」働きを訴求する。今月17日などに出稿した日刊紙広告では「歩く力」を強調。長白仙参に配合していた高麗人参の一種、長白参のエキスやアミノ酸も引き続き配合している。

 再春館は同品の届出を昨年11月に行っていた。一般健康食品として販売してきた長白仙参も中高年の歩行機能を念頭に開発したもの。当時から広告が目立つ商品だったが、機能性表示食品化によって、消費者に有用性を直接的に訴求できるようになった。

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