明治 「ザバス」で中国市場開拓(2020.5.28)


 明治がスポーツ栄養事業の海外展開を本格化させる。まずは最注力地域と位置付ける中国において、ザバスブランドのホエイプロテインを今年9月までに市場投入する計画。3年後を目途に、中国でのスポーツ栄養事業の売上高として約30億円を目指す。同社が5月20日発表した。

 明治グループでは、長期計画「2026ビジョン」の重点方針として「海外市場での成長基盤の確立」を掲げ、20年度を最終年度とする中期経営計画では、特に中国を最注力地域と位置付けている。昨年1月には、中国における乳製品事業の拡大を目的に上海市に統括会社を設立し、スポーツ栄養商品分野の市場参入についても検討を進めていた。

 スポーツ栄養事業の中国市場開拓にあたり、今年5月にニュージーランドに現地法人「メイジ・ニュージーランド」を設立した。明治によると、NZは世界最大の乳製品輸出国で、中国向けの乳製品輸出は年間約130㌧と中国乳製品輸入量の約4割を占めるという。明治は協力関係にある現地のフォンテラ社から乳原料を調達し、現地法人を通じて中国市場に最終商品を投入していくという。

 明治ホールディングスが今月22日に発表した19年度の決算説明資料によると、「ザバス」を含むスポーツ栄養事業の売上高は前年から8億円プラスの205億円を計上。ザバスブランドのミルクプロテインシリーズは、73億円プラスの134億円を売り上げている。

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