〝肌弾力の低下抑える〟 初の「機能性」が市場へ(2020.7.9)


 肌の弾力低下を抑える働きを訴求する機能性表示食品が来月1日に発売される。機能性関与成分は魚由来コラーゲンペプチド。発売される機能性表示食品としては初のヘルスクレームになる見通し。機能性としては他にも、肌の潤い、冷えによる皮膚表面温度の低下軽減といった、肌を軸にしたトリプルヘルスクレームを行う商品となる。

 発売するのは江崎グリコ(大阪市西淀川区)。以前に発売していた機能性表示食品のドリンク『ヘスペリジン&コラーゲン』に対し、肌の弾力低下抑制に関するヘルスクレームの追加、パッケージの変更を行うなどしてリニューアル発売する。同社が新たに立ち上げた『gg』(ジージー)ブランドも掲げる。販路は同社のオンラインショップ。

 今月8日に先行販売を開始した。「カラダの内側から肌を整えるスキンケア飲料」として打ち出し、肌弾力が気になりはじめる40~50代女性を取り込む狙いだ。広告で〝ぷるぷる〟などと暗示するのではない、美容領域の機能性表示食品として全く新しいヘルスクレームに対する消費者の受け止めが注目される。価格は15本(1本100㍉㍑)3000円(税別)。

Clip to Evernote

ページトップ