サプリ支出額、続く2ケタ増 7月の家計調査、21.4%プラス(2020.9.10)


 総務省統計局が8日に発表した2020年7月分の家計調査(二人以上世帯)で、健康保持用摂取品の1世帯あたり支出額は1339円となり、物価変動を除く実質の前年同月比が21.4%のプラスと大幅に増加した。2ケタ増の連続記録が4カ月に伸びた。増加は6カ月連続。
 1339円の1世帯あたり支出額は今年最高額。世帯別支出額を見ると、勤労者世帯は1世帯あたり918円、勤労者以外の世帯は同1815円となり、前年同月比はそれぞれ増加した。

 伸び率は、勤労者世帯が名目で12.4%の増加、勤労者以外の世帯が同30.8%の増加だった。勤労者世帯のプラスは4カ月ぶり。

 今年は、健康保持用摂取品の1世帯あたり支出額が前年比で大きく伸びている。1月は減少したものの、2月以降は全てプラス。4月20.7%増、5月13.3%増、6月22.2%増、7月21.4%増と20%以上増加した月が目立っている。

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