コロナ巡る広告苦情 健食4位 JARO(2020.10.22)


 10月5日、日本広告審査機構(JARO)は、6~7月に寄せられた新型コロナウイルス関連の広告・表示に対する意見(苦情含む)を取りまとめ、1月からの推移も含め、発表した。4月が223件と最も多く、5月103件、6月66件と減少し、7月に109件と再び増加に転じた。1~7月の総計は619件。

 このうち、新型コロナへの効果を標榜するなどの「表示」に関する意見は322件、コロナ禍の状況に関連付けた広告の「表現」が不適切だとする苦情が297件だった。

 内容別では、1~7月の「食品(健康食品・飲料含む)」に対する意見は57件で4位。1位は100件の「除菌関連」、2位が81件の「マスク」で、3位は68件の「行政・公共・その他啓発」だった。ただし、2位の「マスク」は4月の41件だけ数字が突出し、他の月はすべて1ケタ。

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