キリンビバ 販売目標、前年比3割増に (2021.1.28)

キリンビバ コラボ商品①

【写真=ファンケルとのコラボ商品を4月に市場投入する】

 キリンビバレッジは、キリングループが手掛ける独自素材のプラズマ乳酸菌を配合した飲料ブランドを成長ドライバーのひとつとして事業を拡大させる。

 機能性表示食品を含めたプラズマ乳酸菌配合飲料について、2020年の販売実績321万箱から21年は28%増の410万箱に引き上げる計画を立てている。1月21日にオンラインで行った21年の事業方針説明会で明かした。

 今年の戦略事業の軸として、「午後の紅茶」「生茶」の同社代表ブランドに、プラズマ乳酸菌入り飲料を加える。プラズマ乳酸菌飲料は昨年、対前年136%増と倍以上の売上に膨らんだ飲料だが、21年もさらに上積みを目指す。「アグレッシブな目標だが、達成していきたい」(同社広報)として意気込みを見せている。現在販売する機能性表示食品のプラズマ乳酸菌飲料は3品だが、21年中にラインナップを拡充することも計画している。

 資本提携するファンケルとのコラボ商品展開も進める。ファンケルが成分配合を監修したアミノ酸飲料「デイリーアミノウォーター」を4月6日に市場投入する。アルギニンやシトルリン、クエン酸、ビタミンCの原材料について、ファンケルの体内効率設計を生かして商品化した。

Clip to Evernote

ページトップ