昨年8月に資本提携したファンケルとキリンホールディングスが、共同開発製品の販売を開始する。まずはファンケルとキリンビバレッジが共同開発したフレーバーウォーターを10月6日に市場投入。同月13日からは、キリンビールとの共同開発品として、ノンアルコールテイスト飲料の機能性表示食品の販売を始める。機能性表示食品では、ファンケルの代表商品「カロリミット」のブランドを活用するなどして認知を高める。テレビCMなどのプロモーションも検討している。
森永製菓は、〝肌の潤い〟〝膝関節〟に対する働きを訴求する機能性表示食品の飲料を刷新し、ヘルスクレームに「骨をつくるはたらきをサポートする」を新たに加えて販売を開始した。
調剤薬局大手の日本調剤は、プライベートブランド(PB)の健康食品を拡充する。これまでに青汁など3品の健康食品PBを全国の直営調剤薬局などで販売展開してきたが、6月1日に『日本調剤の赤汁』『国産有機7種のブレンド茶』の2品を新たに健食PBシリーズに加えた。他にも今期中の複数品ラインナップ拡充を検討している。将来的には、機能性表示食品の開発も視野に入れる。
3種類の乳酸菌を組み合わせたサプリメントをDHCが6日、新発売した。『EC‐12』をはじめ植物性乳酸菌『K‐2』、『シールド乳酸菌』といった3つのブランド乳酸菌素材を配合したもの。「守る、寄せつけない、立ち向かう!トリプル乳酸菌パワー」などとアピールしている。
オイルドロップス型容器を採用した機能性表示食品『整腸のプロバイオ』を雪印ビーンスタークが2月3日に新発売する。瓶に充填した機能性関与成分を含む液体を数滴、料理や飲み物にかけて摂取してもらう仕組み。同容器の機能性表示食品での使用は初とみられる。