アスペルロシド高含有で差別化 小林製薬の杜仲製品(2014.10.9)
杜仲葉の有用成分として数多くの研究成果が報告されてきた配糖体アスペルロシドを高含有した栄養補助食品「スリム杜仲粒」が16日に新発売される。発売元は㈱小林製薬。同成分を高含有した商品の上市は初。
アスペルロシドは杜仲葉に微量に含まれ、葉の収穫後から徐々に減少、また熱や水に弱く、高温での焙煎でも減少し、成分の安定化が困難だった。同社が6年かけ同成分を高含有する独自製法を確立、商品化となった。
新製品「スリム杜仲粒」(300㍉㌘×180粒、4860円・税込)は、杜仲葉エキスと金時生姜を組み合わせたダイエット習慣をサポ―トする栄養補助食品。1日摂取目安6粒中に有用成分アスペルロシドを35㍉㌘配合した。同成分含量は、杜仲茶1.9㍑分(同社比)に相当するという。販売は同社通販サイト限定で展開する。
同社では、アスペルロシドが内臓脂肪蓄積を抑制する効果のあることを、2008年の日本杜仲研究会で発表している。