米井氏招き抗AGEでセミナー モリンダジャパン(2014.10.20)


 ノニを用いた飲料、健康食品、化粧品などをNB展開するモリンダジャパン合同会社は17日、同志社大で抗加齢医学研究に従事する米井嘉一教授を招き、「お肌のアンチエイジングとAGE」と題した講演会を開催した。


 米井氏はまず、健康寿命を延伸させるための抗加齢医学研究の必要性を説き、身体の内側からのアプローチとともに外側も改善することでメンタル面の向上、QOL改善につながるとした。肌の老化については、一般に肌が〝黄ばむ〟とされる状態は、糖化ストレスの増大により発生するとし、睡眠、酒、タバコの3つを危険因子として提示した。


 また糖化ストレスを減らす方法として、炭水化物6、タンパク質2、脂質2の栄養バランスを考えた食事を心掛けることや、抗糖化作用を有する食品としてカテキンを含む茶葉抽出物や味噌などの発酵食品、フルーツの摂取を促した。さらに糖化モデルマウスを用いた試験で、AGEに反応する素材を探究したところ、ノニやサンシュユ、オリーブ葉に糖化反応阻害剤アミノグアニジンと同等の効果が確認できたと述べた。


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