薬研、発酵茶エキスを供給 テアデノールAで差別化(2014.10.27)


 各種健康食品を企画・開発する㈱薬研は、今春からOEM展開していた新規ポリフェノール・テアデノールAを含む発酵茶エキスの原料供給を開始した。国産緑茶葉を、麹菌を用いて発酵、新規成分を高含有させた原料で、すでに確認している高いSOD活性とともに、脂肪低減に働くアディポネクチン分泌促進などの機能性を前面に出し売込みをかける。

 麹菌を用いた発酵系のプーアール茶葉ではテアデノールAがほとんど含まれていなかったのに対し、熱水で抽出した原料「発酵茶エキスYK」は1%以上含むことを確認している。さらに総カテキン20%以上、水溶性粉末の性状で規格化した。タブレット、ソフト・ハードカプセルなどの健康食品はじめ、水溶性なので飲料や菓子などの一般食品でも提案を進める。

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