健康食品「現在利用」が低下 東京都が調査(2014.11.27)
東京都生活文化局が先月末に実施した、都内在住男女460人を対象に健康食品のイメージや利用状況などをインターネットで尋ねたアンケート調査結果によると、健康食品を現在利用している人は44%となり、2003年の前回調査と比べて10ポイント低下した。特定保健用食品など保健機能食品もあわせて健康食品として尋ねたという。26日、都が調査結果を公表した。
広告表示や製品情報の表現について尋ねた質問では、「信用できない表現が多いと思う」と答えた人は62%と、前回調査と比べて6ポイント増えた。一方、「信用できる表現が多いと思う」としたのは10%で、前回調査の14%から低下した。
また、「信用できない表現が多いと思う」を選択した286人にそう思う情報源を尋ねた質問(複数回答)では64%が「テレビ・新聞・雑誌などのCM・広告」、53%が「商品のチラシ・パンフレット」と答えた。「インターネットの広告」は26.6%だったという。