健食売上高、10月も減少 通販協月次調査(2014.12.8)
日本通信販売協会が5日発表した14年10月度の通信販売売上高調査結果によると、健康食品は前年同月比7.3%減の147億8600万円となり、消費増税のあった4月以降7カ月連続で減少した。化粧品は3.7%増の137億9100万円と、前の月の0.1%減から増加に転じた。総売上高は1.0%増の1379億3700万円と微増だが3カ月連続で増加した。調査対象企業は同協会の理事・監事会社を中心とする145社。
健康食品の売上高減少率は、前の月との比較で0.7ポイント悪化した。総務省が先月28日に発表した10月の家計調査報告速報では、健康保持用摂取品の消費支出が前年同月比16.2%増(名目)と大幅な伸びを見せていた。