レスベ投与で皮膚老化抑制 オリザ油化(2013.9.9)
オリザ油化㈱が製造販売するブドウ由来レスベラトロール原料を摂取すると、皮膚老化を抑制できる可能性のあることがこのほど分かった。老化促進マウスを使った試験で同社が明らかにし、8日、北海道で開催された日本生薬学会第60回年会で発表した。
発表によると、試験では同社の「レスベラトロール‐P5」(トランスレスベラトロール含有量5%規格品)を老化促進マウスに8カ月間投与。その結果、皮膚内のSIRT1(長寿遺伝子)の発現が対照群に比べて有意に増加、逆にAGEs(最終糖化生成物)の量は有意に減少した。また、同素材を投与したマウスの外観は、明らかに若々しかったという。投与量は20mg/kgだった。