バングラディシュ事務所開設 ユーグレナ 初の海外拠点(2013.9.12)
㈱ユーグレナは10日、バングラディシュの首都ダッカの中心街グルシャンに事務所を開設すると発表した。開設日は10月1日。
同社初の海外拠点となるバングラディシュ事務所は、同国の栄養問題の解決を目指し、ユーグレナ(ミドリムシ)配合食品の普及拠点として活動する。また、将来の市場拡大を視野に、同国内の企業やNGOとの連携構築を進めていく予定にしている。
バングラディシュは、同社の出雲充社長が東京大学1年生の時(1988年)、初めての海外旅行で訪れ、貧困国の栄養問題に気づいた場所。その後、05年に、同社を設立するとともに、動物と植物両方の栄養素を持つ微細藻類ユーグレナの屋外大量培養に成功するに至っている。