通販健食11月も売上減 化粧品は増加 通販協調査(2015.1.15)


 日本通信販売協会が14日に発表した14年11月度通信販売売上高調査結果によると、健康食品は前年同月比9%減の154億3500万円と消費増税のあった4月以降、8カ月連続のマイナスとなった。前の月と比べると売上高は約6.5億円伸びたが、減少率は2.7ポイント悪化した。化粧品は4.3%増の164億8100万円と2カ月連続で増加した。

 総売上高は4.6%減の1460億6400万円と4カ月ぶりに減少に転じた。好調に推移していた家庭用品が9.4%減の357億8000万円と大きく減少。健康食品を除く食料品も、2.9%減の66億2100万円と前の月の3.2%増からマイナスに転じた。

 1社あたりの平均受注件数は9万6677件(回答119社)。前の月と比べると約7500件多く、今年度調査開始以来の最大件数だった。

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