機能性表示「いよいよ4月から」 山東・日健栄協会長が挨拶(2015.1.22)

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 日本健康・栄養食品協会主催、健康食品関係7団体協賛による「平成27年新春賀詞交歓会」が22日、都内で行われ、来賓及び業界関係者ら約400名が参集し新年を祝った。

 参議院議員で日健栄協会長の山東昭子氏は、冒頭の挨拶で機能性表示食品制度を挙げ、「業界の悲願でもある制度が大詰めを迎えた。いよいよ4月から動き出す。消費者、事業者にとり、安心できる、信頼される健康食品業界になると期待している」と述べた。山東氏はまた、同制度の創設にあたり、衆議院議員の鴨下一郎氏、齋藤健氏、加藤勝信内閣官房副長官らの協力があったことにも触れた。

 さらに、同制度活用に向けた同協会の事業者支援体制についても取り上げ、「健康食品の評価など、これまでのノウハウを活かした支援体制により、健康食品事業者のレベルアップにつながればと考えている」と結んだ。

 一方、来賓挨拶は消費者庁の板東久美子長官、厚労省の三宅智医薬食品局食品安全部長、農水省の長谷部正道大臣官房審議官らが登壇した。

 このうち、板東氏は制度創設により「今年は健康食品業界にとって画期的な年になる」と述べるとともに、大詰めの作業を迎えているガイドラインなどを念頭に「国民の安心安全に応えながら、事業者にも利用しやすい制度にしていくよう努めたい」と語った。

 賀詞交歓会はこのほか、今年から創設した表彰制度の平成26年度受賞者の表彰式が執り行われた。
受賞企業は、認定健康食品(JAFA)部門から㈱健康家族と日本シャクリー㈱。健康補助食品GMP部門から中日本カプセル㈱。安全性自主点検認証部門からアピ㈱と備前化成㈱。保健機能食品・特別用途食品部門から㈱明治と日清オイリオグループ㈱を選出。山東会長より表彰状などが授与された。

【写真左は主催者挨拶する山東昭子日健栄協会長。写真右は表彰者との記念撮影】

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