ビペリン遺伝子の増加確認 23日、東海大学が学会発表(2015.1.22)
東海大学大学院医学研究科ライフケアセンターは23日、第25回日本疫学会学術総会でプラズマ乳酸菌摂取によるビペリン遺伝子発現量の臨床結果を発表する。
臨床試験は18歳から39歳までの健常者を対象に、キリン健康技術研究所と共同で実施。プラズマ乳酸菌の乾燥菌体50mg含むカプセル摂取群(68名)とプラセボ群(66名)に分けて、摂取開始前と摂取終了後の血液中の免疫指標を評価した。
その結果、血液中の免疫細胞の抗ウイルス関連遺伝子の発現解析でビペリン遺伝子の発現量は、プラセボ群では変動が見られなかったが、プラズマ乳酸菌摂取群では摂取後に2倍以上に増加したことが確認された。