ユーグレナ、中国子会社設立へ 自社製品販売とOEM供給展開(2015.1.26)


 ㈱ユーグレナは23日、中国に子会社を設立すると発表した。今年4月にも台湾の食品原料販売会社との間で上海に合弁会社を立ち上げ、微細藻類ユーグレナ(ミドリムシ)を配合した自社商品の販売、OEM供給をスタートさせる。

 新会社「上海優端納生物科技有限公司」(仮称)の代表には、同社取締役の福本拓元マーケティング本部長が就く。新会社の出資比率はユーグレナが70%、残り30%は合弁相手先の統園国際有限公司が出資する。

 同社は2013年発表の中期経営目標で、18年にユーグレナ食品海外市場規模300億円到達を重要目標の一つとして掲げていた。海外市場の中心として中国を据え、13年11月には、中国で食経験のないユーグレナを販売するために必要となる「新食品原料」の許可を取得していた。

 同社によれば、合弁相手先は、台湾と中国で食品原料を販売する「統園企業股份有限公司」(TOONG YEUAN ENTERPRISE)の100%子会社。統園企業は日本の機能性食品素材を中国で販売展開する実績がある。

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