NSFのcGMPに登録 三生医薬 大渕工場で(2015.1.29)


 健康食品受託製造の三生医薬㈱は、同社大渕工場(静岡県富士市)が、国際的第三者認証機関のNSFインターナショナル(本部・米ミシガン州)より、cGMP(NSF/cGMP)の施設登録を得たと発表した。登録日は昨年12月22日。

 NSFのcGMPは、米国の栄養補助食品法規制であるFDA(米食品医薬品局)の「21 CFR Part111」要求に一致する、同機関の基準に適合した施設であるか審査、認証するもの。製造、包装、表示及び保管など、品質管理が適切に実施されている施設であることを保証し、国際的にも評価される。同社は昨年、米投資会社のカーライルグループと資本提携し、グローバル展開を推進していく方針を示している。大渕工場以外の工場についても、順次同施設登録を進めていく予定という。

 同社はまた、今春スタートする「機能性表示食品」への対応でも、今回取得したcGMPや、既に取得済みの医薬品製造業(医薬品GMP)、健康食品GMPによる、安全性を確保した高度な品質管理、品質保証、製造管理でクライアントをサポートしていく。

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