機能性表示食品も話題に 経済産業省の研究会(2015.2.9)
政府が掲げるセルフメディケーション推進に向けたドラッグストア(DgS)のあり方について検討している、経済産業省の「セルフメディケーション推進に向けたドラッグストアのあり方に関する研究会」(上原征彦座長・明治大学教授)は、今月19日に開催する第4回会合で報告書をとりまとめる。
これまでの議論では、高齢化社会や人口減少などDgS業界を取り巻く現状や環境の変化、DgSの果たすべき役割などについて整理を行ったほか、先月28日の会合では、新たなマーケット創出をテーマにした議論の中で、機能性表示食品や、農林水産省で検討された新たな介護食品(スマイルケア食品)などが話題に取り上げられた。
ただ、機能性表示食品については、現在、消費者庁を中心に制度指針などの策定作業が最終局面を迎えていることもあり、突っ込んだ議論にはならなかったという。