山田養蜂場、新工場完成 健康食品生産量 従来比2倍以上に(2015.2.19)
㈱山田養蜂場が約60億円を投じて13年10月から岡山県津山市内に建設を進めていた新工場が完成し、18日に取引先を集めて竣工式と工場内覧会を催した。
新工場は製造機能と物流機能を兼ね備えたもの。健康食品は打錠品を中心に従来の2倍以上(1000万個)、ハチミツ及びハチミツ加工食品は3倍(750万個)の生産量を見込む。新たに化粧品や石けんの製造も行えるようにした。
津山産業・流通センター内に建設した新工場「山田養蜂場 第一工場」は敷地面積約6万平方m、延床面積は約233万平方m。2階に製造工程を見ることができる見学者通路を設けており、内覧会では各製造ライン、フルオートメーション倉庫、配送センター、品質管理室などを公開した。
竣工式には約300名が参加。式後、山田英生社長は記者の質問に応じ、「生産量は2倍、3倍になった。売上も、今後3年間で現状の150~200%に届くように励みたい」と話した。