抗ロコモ対応の漢方薬発売 小林製薬(2013.9.17)


 脚の筋力の低下を改善することで、ひざの痛みを緩和するという漢方薬を、小林製薬㈱が近畿地区限定で25日から新発売する。今後の全国発売も視野に入れていると見られ、同社では「(同品の発売により)『脚の筋力改善薬』という新市場を創造する」としている。

 新製品の名称は「活歩源」(第2類医薬品)。下肢の筋力低下、関節の腫れや痛みに効果効能があるとされる漢方薬「加味四物湯(かみしもっとう)」を配合した。希望小売価格は税込3360円(28包入り)。

 加味四物湯は、トウキやトチュウなど13種類の生薬を処方したもので、ひざ関節の痛みを和らげるとともに、加齢などに伴うひざを支える筋力の低下を改善することで、ひざの痛みを改善する効果があるという。

 同社の調べによると、脚の衰えの改善を図る目的で日常生活において歩いたり、運動したりする人は多いものの、それらの対処療法で満足している人は5割程度に留まるという結果が出ているとのこと。

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