DgS事業で合弁会社設立 ファーマライズ、ヒグチ、ファミマ(2015.4.6)


 ファーマライズホールディングス㈱、ヒグチ産業㈱、㈱ファミリーマートの3社は1日、ドラッグストア(DgS)事業における合弁会社を設立すると発表した。ヒグチが持つドラッグストア事業を承継させる新会社に、ファーマライズとファミマが出資することで基本合意しており、今月末に予定する契約締結に向け詳細をつめる。

 新会社の社長にはファーマライズの大野利美知氏が就き、設立は6月1日を予定。資本金は9000万円。出資比率はファーマライズが55.1%、ヒグチ30%、ファミマ14.9%。

 ファーマライズとファミマは2013年5月に包括提携し、調剤薬局とコンビニエンスストアの機能を兼ね備えた一体型店舗の構築を進め、ヒグチとファミマは12年5月以降にDgSとコンビニの利便性を融合させた店舗展開を進めてきた。今回の合弁会社設立により、3業態の専門性を兼ね備えた新たな店舗構築が進められることになり、併せて薬剤師などをはじめとする人材交流や情報を共有させることなどで収益の拡大を図る。


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