マカ人気の中国で売上1位に 2H&2D(2015.4.6)
中国電子商取引最大手アリババグループが運営する主要ECサイトにおける今年2月10日から3月11日1カ月間の売上高集計で、中国でブーム化しているマカエキス健康食品カテゴリーの第1位に、日本の㈱MARUEIグループの「2H&2D」が入った。黒マカ抽出物を配合し、『ザ・マカ・黒』の商品名で販売しているもので、約2200万円(約120万元)を売り上げた。
この集計は、アリババが運営する3つの主要ECサイト「タオバオ」「Tモール(天猫)」「Tモール・グローバル(天猫国際)」の売上高を合計したもの。
同品の過去の売上高順位を見ると、今年1月1日から31日の1カ月間は第4位。同社では2月中旬から海外企業に出店先を限定した天猫国際に出店しており、これが順位を押し上げた可能性がある。同品の中国での販売が始まったのはおよそ1年前。これまで卸売販売を中心に展開していた。
なお、3月1日から31日1カ月間の売上高集計で同品は第2位。一方で売上高は約5200万円と、2月と比べて2倍以上に伸張した。2月は春節が影響し、全体的に消費が停滞したと見られる。