健食懇、新会長に原孝博氏 14日の総会で選出(2015.4.16)

健食懇原会長

 健康と食品懇話会は14日、平成27年度定時総会を開き、役員選出や今年度事業計画の承認を行った。新会長には原孝博氏(協和発酵バイオ㈱)が就任、新副会長に谷口茂氏(㈱明治)が就いた。前会長の城田昌之氏(アサヒフードアンドヘルスケア㈱)は副会長に、前々会長で副会長の関口洋一氏(日本水産㈱)は相談役に就いた。このほか監事企業に不二製油㈱、新役員企業にエスビー食品㈱、キリン㈱、太陽化学㈱、日清オイリオグループ㈱を選出した。

 総会後の会見で原会長は、機能性表示食品制度について「業界待望の制度。真面目にやったところが評価されるようしっかりやっていきたい」と抱負を述べるとともに、今後、積み残し課題の検討を含めた制度見直しが議論されることを念頭に「課題を一つずつ克服していくよう、関連団体と一緒に活動していきたい」と語った。健食懇の今年度事業計画では、健康食品産業協議会を主体に、新制度に関わる広告表示、関与成分、安全性やGMP、機能性評価など、より良い制度の実現を目指した活動への参画や支援を行うことにしている。

【写真=原孝博会長(14日、東京・港区)】

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