消費者庁 届出受理を週1回報告 板東長官会見で(2015.4.23)
消費者庁の板東久美子長官は、22日開かれた記者会見の質疑応答で、機能性食品の届出受理の状況について、当面は週1回のペースで報告していくと述べた。
また、これまでに提出された書類に何らかの不備が多いことから、板東長官は「1カ月ぐらいたったところで届出情報を整理して、間違えやすいものについては発表する」と話し、円滑に手続きが行われるように工夫していく意向を示した。
このほか、6月には機能性表示した商品の発売が予定されており、それに対応する消費者向けの取組みはあるかという質問に対しては、現段階で改めて仕組み作りをすることはないが、「消費者に制度の理解を促すため、コミュニケーションを取る必要がある」と回答した。
なお、担当課への問い合わせでは、22日までの提出書類数は約130件に上るという。