健康産業界の専門紙・健康産業流通新聞

　㈱ファイナールは、9月16日付で日本健康食品規格協会（ＪＩＨＦＳ）から健康食品ＧＭＰ工場として認証された。原料の入庫から製造・出荷に至る全ての過程において、製品が安全で一定の品質であることが保たれる工場であることが認められた。

　認定証の発行は10月29日。今年1月から着手して数回の視察・指導を受けて今月27日認定が明らかになった。ＪＩＨＦＳにとっては39社目の認定企業。

　同社ではこれを機会に、健康食品の売り上げ構成比率向上に向けて動く。「現在、お茶と健食の製造比率は7対3だが、機能性表示食品の依頼も来ており健食分野の比率を少しでも上げたい」（森下辰夫会長）と述べている。

既にＦＳＳＣ22000（食品安全マネジメントシステム）も認定済みの同社。主に輸出商品にはこの認定も有効。ＧＭＰとＦＳＳＣを前面に出した展開を計画している。