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　帝国データバンク福岡支店が毎年実施している「九州・沖縄地区 健康食品販売業者の経営実態調査」の12年度調査結果が21日に発表され、売上高トップはキューサイ（289億8500万円、前年度比6.3％増）、2位はえがお（262億3300万円、同2.9％増）だった。キューサイは2年連続のトップ、えがおは4位から浮上した。

　第3位～5位はメディア・プライス（252億7500万円、同4.3％減）、やずや（183億2700万円）、エバーライフ（140億9400万円）の順。やずやとエバーライフは決算期変更などに伴い9カ月実績であり、これを単純年換算した年間売上高は前者が244億3600万円、後者は187億9200万円になる。

　同調査は、12年10月に続いて4回目。12年度の売上高上位50社の売上高合計は前年度比0.6％減の2088億8700万円だった。前年度割れは、調査を開始した09年度以来、初。東日本大震災発生を受けて広告宣伝を自粛していた間に、中小企業に顧客が流出するなどした年商100億円以上企業が苦戦しているという。