コリン含有酵母を上市 セティ(2016.3.14)


 セティ㈱は、原料供給する米国グロー社のビタミン含有酵母のラインナップに、新たにコリンを加えた。

 コリンは神経伝達物質であるアセチルコリンの前駆体で、近年ノルウェーの研究により、コリンの血中濃度が低い人ほど認知能力が低いという結果が出ている。米国では食品栄養委員会により必須栄養素とされ、欧州では「肝機能の維持」「脂質代謝の正常化」のヘルスクレームが、EFSAにより認められている。

 セティが上市した新素材は酵母にコリンが取り込まれたもので、食品として取扱いができるという。コリン含有量は約25%。コーシャやハラルの認証も受けており、インバウンド需要をはじめ、東南アジアに進出する製品にも利用できるとしている。


Clip to Evernote

ページトップ