健康産業界の専門紙・健康産業流通新聞

　健康食品の受託製造や原料供給を手掛ける㈱エルエス・コーポレーションが、取扱い原料の拡充、強化を進めている。「低分子ヒアロコラーゲン」「タモギセラミド」といった独自原料を取り揃えている中で、今月から新たに、「発酵紅参ＣＫ20」と、スプレードライ（ＳＤ）品の「ハトムギＣＲＤ ＳＤ粉末」の2素材について供給を開始した。これにより、原料提案とともにＯＥＭ商品開発の幅を広げる。

　「ハトムギＣＲＤ ＳＤ粉末」は、国産ハトムギの子実、渋皮などを酵素処理した上で、スプレードライで粉末加工したもの。ハトムギＣＲＤは、鈴木信孝・金沢大学大学院特任教授らが研究開発した美容（美白）食品素材として知られ、以前から流通していた原料だが、新製品のＳＤ品に関しては、同社が総販売元として供給を進める。