韓国産赤とうがらしに検査命令 厚生労働省(2013.11.11)


 厚生労働省は7日、韓国産赤とうがらしに、基準を超える農薬成分が検出されたことを受けて、食品衛生法に基づき同日から、同国産赤とうがらし及びその加工品(簡易な加工のもの)を輸入する業者に対し、輸入届出ごとの全ロット検査を命じた。

 検出されたのは、残留農薬基準が0.001ppmに設定されているトリアゾール系農薬・殺菌剤のジフェノコナゾール。同省によると今年7月と10月に輸入された3件、計1.56tから基準を超える0.20~0.02ppmが検出された。

 韓国産赤とうがらしの輸入量は2012年度実績で563t、今年は4月1日~11月5日までに252tが輸入されている。

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