㈱東洋新薬は2日、長命草末(ボタンボウフウ末)の摂取に伴う美肌作用を二重盲検並行群間試験で確認したと発表した。肌荒れ症状のある成人女性20名を対象に試験を実施したところ、長命草末摂取群では角層水分量の増加傾向が見られ、シワについては有意な改善が認められた。このほど開催された第16回日本補完代替医療学会学術集会でも報告した。
北里研究所病院・美容医学センターの毛利麻里氏、南青山ガーデンクリニックの杉田俊郎理事長らとの共同実施試験で確認した。長命草末の摂取量は1g、摂取期間は8週間。摂取前と摂取8週間後に頬の角層水分量を測定するとともに、肌状態に関するアンケートを実施し、シワの改善状態を評価した。