M‐16VでGRAS認証取得 森永乳業(2013.12.9)
森永乳業㈱は5日、保有するビフィズス菌M‐16V(ビフィドバクテリウム・ブレーベ)について、米国GRASにおける一般食品と育児粉乳の2つの用途で個別に認証を取得したと発表した。GRAS認証取得は2009年の同菌BB536以来2件目。
同社はこれまでに同菌を一般食品、サプリメントへ配合提案を進めてきた。今回の認証により米国で育児粉乳への利用が可能となったことから、それら分野をはじめ広範な一般食品分野への提案を加速させる。また米国はじめその他地域への提案にも注力する。
ビフィズス菌M‐16Vの機能性では、低出生体重児での腸内細菌叢の形成促進、感染症発症の抑制、経腸栄養の早期確立などの作用を確認している。またアトピー性皮膚炎患児における腸内細菌叢の正常化による症状改善なども報告している。