ダマスクバラ水の抗炎症作用確認 ブルガリア ローズ ジャパン(2017.2.13)
ブルガリア ローズ ジャパン㈱は、帝京大学医真菌研究センターとの共同研究により、ダマスクローズウォーターが好中球の活性を抑制して、抗炎症作用を示すことを確認した。
好中球は体内に侵入した微生物を産生した活性酸素で殺菌する一方、活性酸素が過剰に分泌されて細胞外に放出されると、周辺組織に炎症反応を引き起こしてしまう。
ブルガリア ローズ ジャパンらの試験では、健常人の血液から取り出した好中球にダマスクローズウォーターの希釈液を添加した結果、好中球の活性度を示す粘着反応を低濃度(3%程度)で抑制し、さらに、濃度依存的に抑制したことを確認した。
また、好中球は運動後にも活性化することから、運動後の血液から得た好中球にローズウォーターを加えたところ、粘着反応を抑制した結果が示されたという。
この結果により、同社では今後、ローズウォーターを運動後のスキンケア素材としても提案することを視野に入れている。