新潟市、第1回認定に3品 大麦βグルカン、カルシウムで
(2017.3.16)


 健康づくりに配慮した食品に対し、市独自の認定制度を昨年10月にスタートさせた新潟市は14日、「新潟市健幸づくり応援食品認定制度」による第1回認定商品3品を発表した。


 認定を受けたのは3事業者・3加工食品。大麦βグルカンを対象成分に、「健康な身体づくりのための科学的な報告があることを新潟市が認定したもの」などと表示する「丸麦」(認定番号/第1‐B1‐1号、社会福祉法人親和福祉会/秋葉区)、カルシウムを対象成分にした「くろさき茶豆落雁Ca茶豆」(同第1‐A1‐2号、素井興食品工業㈱/西区)、カルシウムを対象成分にした「南蛮海老せんべい」(同第1‐A2‐3号、新潟中央水産市場㈱/中央区)の3商品。今回、制度対象としている生鮮食品での認定はなかった。


 同制度は、機能性成分の含量や、その成分の機能性の科学的根拠を新潟市が認定するもので、全国の自治体では北海道に次いで2番目の取組みとしてスタートした。先行する北海道同様に機能性の表示をするものではなく、その科学的根拠などを市が認めた旨を表記するに止まる。新潟市の制度では、「通常の食事から関与成分を摂取することで、市民の健康維持・増進を図る」ことを目的としているため、サプリメントは対象外としている。

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