加工食の基準見直し作業開始 消費者委員会(2014.1.9)
消費者委員会の加工食品の表示に関する調査会が12月25日に初会合を開き、加工食品の現行基準統合に向けた作業を開始した。JAS法と食品衛生法で違いがある現行の表示ルールや課題などを整理し、今夏にも一定の結論を出す。
調査会は原則、表示義務の対象範囲について変更しないことや、個別の品質表示基準で規定する名称の定義等は据え置くことを確認した。
一方、委員からは現行基準の問題点や課題の整理や、表示責任者の定義など、根本的な議論をすべきとの意見もあり、次回までに消費者庁で対応することになった。