訪販の存在価値の確立へ 訪販協 賀詞交歓会(2014.1.14)
日本訪問販売協会は9日、東京・元赤坂の明治記念館で新春賀詞交歓会を開催した。会場には会員企業を中心に約140名が参集、ともに新春を祝った。
挨拶した栗原宣彦会長は、訪販をひとつの流通チャネルとしてどんな役割を担えるのか考えているとし、「高齢化を迎える今後、高齢者に適した販売手法である訪販の存在価値を確立すべき」と協会の今後の活動方針を語った。
来賓代表として挨拶した経済産業省の佐々木良大臣官房審議官は、着実に景気が回復している現状を述べ、消費者に近い立場の訪販業界にも個人消費を促すことを期待するとした。乾杯の音頭をとった齋藤匡副会長(日本シャクリー社長)は、訪販業界のイメージアップを図るために協会が決めたキャッチフレーズを取り上げ、私見として訪販の日を提案するなど、様々な方面からの強化策を打ち出すよう呼びかけた。