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　オリザ油化㈱は17日、同社が製造販売する健康・美容食品原料6品目についてハラル認証を取得したと発表した。これにより、東南アジアなど各地域のイスラム圏市場に積極拡販していきたい考え。最終的には全品目での取得を目指す。

　今回ハラル認証を取得したのは、オリザ玄米胚芽油▽月見草エキス‐Ｐ▽イチゴ種子エキス‐Ｐ▽オリザγ‐オリザノール▽オリザセラミド‐ＰＴ▽桜の花エキス‐Ｐの計6品目で、認証機関は日本ムスリム協会。認証取得日は昨年12月17日付。

　同社では2011年4月から、日本ムスリム協会と連携している拓殖大学イスラーム研究所の指導のもと、ハラル認証取得準備を進めていた。生産ラインの整備、資材調達先や外注先との連携充実化、社員教育の徹底強化などを行った。

　同社によれば、ハラル認証を取得した健康・美容食品原料を要望する声は以前からあったものの、ここにきて、その要望度合いが加速度的に増加していたという。