医療経済研究・社会保険福祉協会は21日、同協会が運営する健康食品素材データベース(HFSデータベース)に新規素材34品の情報を追加し、運用開始から約2年を経て予定していた全素材(約290素材)の収載を完了した。
追加したのはタヒボやビルベリー、マカ、マテなどの植物由来素材で、昨年9月以来の追加となる。今後は、現在掲載している素材に関する重要情報が新たに公表された場合、情報の追加や書換えなどを行い対応する予定という。
HFSデータベースは、健康食品素材(成分)の有効性及び安全性に関する科学的根拠に基づく情報提供を目的に2011年12月に運用を開始。収載する情報は国内外の公的機関の報告書やシステマティックレビュー(メタアナリシス)など、信頼できる科学論文に基づいているのが特徴。一般向けに素材の概要をまとめてあるほか、管理栄養士やサプリメントアドバイザーなどの有資格者や専門家にも利用できるよう、論文の要約なども収載(会員登録が必要〈有料〉)した。