プラセンタ説明会に160名 (2014.1.27)


 日本健康・栄養食品協会が23日に都内で開催したプラセンタ食品規格基準(認定健康食品=JHFA規格基準)の説明会に、約160名が参加した。報道関係者などを含めると180名近くに達した。日健栄協によれば、規格基準説明会では異例の参加人数だという。

 説明会では、同規格基準を取りまとめた認定健康食品規格基準検討会の中澤裕之座長(星薬科大学名誉教授)やプラセンタ専門部会の大石真巳部会長(スノーデン執行役員)らが規格基準の設定背景や考え方などを解説し、「(プラセンタ食品の需要拡大に従い)プラセンタエキスの濃度や純度、他の臓器の混入など、さまざまな問題が起きてきた」ことを解決するのが今回の規格の狙いだと話した。

 同規格基準では、プラセンタの定義をブタとウマの胎盤のみに限定した上で、「胎盤以外の臓器が混入し胎盤の成分が希釈されるのを防ぐため」に出産後に得られる満期胎盤でなければならないなどとして、とりわけ原料に関する規格基準を細かく設定。一方、最終製品については、「表示上のプラセンタエキスの量を多く見せかけるなど、実際の含有量と異なる表示をしているものが見受けられる」ことから、プラセンタエキス純末の量を必ず表示するよう求めている。

Clip to Evernote

ページトップ