帝人、台湾でスーパー大麦販売へ 機能性食品素材事業を拡大(2020.2.27)


 帝人がスーパー大麦のアジア展開を開始した。台湾ファミリーマート(全家便利商店)が展開するコンビニエンストア約3600店において、スーパー大麦入りのおむすびやパンなど10種類の販売を始めることを27日発表した。帝人が仕掛けるスーパー大麦の事業展開はこれまで国内のみだったが、台湾ファミマへの採用を機に、アジアにおける機能性食品素材事業の展開を加速させる。

 帝人は昨年6月、スーパー大麦を生産する豪州のヘルシーグレイン社とアジア諸国における独占販売契約を締結し、市場拡大が見込めるアジア諸国でのマーケティング活動を続けていた。

 台湾ファミマでは、食品添加物の削減を目的としたクリーンラベル認証を導入・推進するなど、台湾の「食」に対する健康志向の高まりに対応した商品を開発、展開している。

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