タキシフォリン巡り共同研究 東和薬品と国立循環研(2020.4.9)


 東和薬品は4月7日、国立循環器病研究センターと共同で、植物由来成分のタキシフォリンを用いた認知症予防効果に関する研究を開始すると発表した。今後、ヒトに対する認知症予防効果に関する調査研究を行う予定だ。研究成果をベースに、同社独自の健康食品やサプリメントの開発につなげるとしている。

 タキシフォリンはフラボノイドの一種。針葉樹ほか多くの植物に含まれるとされている。
 国立循環器病研究センターでは、以前からタキシフォリンによる認知症治療効果の研究を進めていた。動物実験において、タキシフォリン投与により、アミロイドβの蓄積が抑制されたことを確認しているという。

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