スポーツサプリ事業を国内外で 長瀬産業 昨年買収の米企業とも連携(2020.5.18)


 長瀬産業が国内外でのスポーツニュートリション事業を本格化させている。グループの林原やナガセケムテックス、昨年8月に買収した米プリノバ社と連携し、原材料販売や、サプリメントの受託製造に乗り出している。プリノバは、米国で受託製造やプレミックス素材の販売を手掛けており、2019年度売上高は約800億円に上るとされる。

 スポーツニュートリションとして展開するのは、林原の糖転移ヘスペリジンやトレハロース、ナガセケムテックスのホスファチジルセリン、プリノバのビタミンやアミノ酸のプレミックス素材など。受託製造については、プリノバのノウハウを活用しつつ、林原やナガセケムの販売ネットワークを活かす。これにより、これまでプリノバが営業展開を行えていなかったアジア地域での需要開拓を進めたい考え。

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