eスポーツ対応 市場形成の可能性も 関心高い「Z世代」 若年層取り込みに最良の訴求か(2020.6.15)


 「eスポーツ」プレーヤーに訴求するサプリメントがじわりと増加傾向を見せている。通信販売の愛しとーと(福岡県那珂川市)は今月4日、昨年8月に発売した「eスポーツプレーヤー専用」サプリメントに新製品を追加。「発売開始と同時にTwitterを通じてゲーマーの中で話題」になったなどとアピールしている。

 愛しとーとのeスポーツプレーヤー向けサプリメントは『e‐supple』(イーサプリ)シリーズ。チュアブルタイプのサプリメントで、昨年8月にリラックスを訴求する『GABA』と、モニターを長時間見続ける人のアイケアを訴求する『Lutein』の2品を発売していた。

 そのなかで今月4日に新発売したのはガラナ抽出物を配合した『Guaranine』(ガラニン)。同社が今月12日に配信したプレスリリースでは、「ここぞという勝負時に集中力を高めたい人におすすめのパワーチャージ系サプリ」だとしている。

 eスポーツ対応のサプリメントなど機能性食品が日本で見られるようになったのは昨年。森永製菓は昨年12月、『inゼリー』シリーズにGABAを配合した『GAME BOOSTER』を追加し、「長時間集中してゲームをしたい人」に提案を始めた。また、大塚食品は同9月、eスポーツプレーヤーと共同開発したとして、カフェインやブドウ糖、パラチノースを配合した炭酸飲料『e3』を発売している。

 また、eスポーツを巡り一歩踏み込んだ取り組みを見せているのがキリングループ。今年4月、目の疲労感軽減を訴求する機能性表示食品のサプリメント『iMUSE eye KW 乳酸菌』を「サッカーe日本代表」の公式機能性表示食品として同代表選手に提供すると発表。ブルーライトや目の酷使による影響を〝体の内側〟からサポートするという。

 eスポーツは、1990年後半以降に生まれた「Z世代」とも呼ばれる若い消費者層の関心を特に集めているとされる。米国のダイエタリーサプリメント企業はここにきて、Z世代のサプリメント需要を喚起、取り込む目的で、eスポーツに着目した製品開発やエビデンスの取得に力を入れていると言われる。

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