13年美容食品市場、7.1%増 富士経済調べ(2014.3.17)


 ㈱富士経済の調べによると、H&Bフーズ(=健康や美容に良いというコンセプトの食品)のうち、美肌効果を訴求する食品の2013年市場規模は、前年比7.1%増の1254億円の見込み。14年は同3.3%増の1295億円になると予測される。同社が17日に発表した。

 発表によると、美肌効果を訴求する食品群では主力のコラーゲンやヒアルロン酸で需要の一巡感や伸びの鈍化が見られる一方で、協和やR&Yが積極的にプロモーション展開しているプラセンタ商品が好調に推移。このため、「市場は引き続き拡大する」としている。同社の調べによれば、同食品群のうち機能志向食品(健康食品やシリーズサプリメント)の市場規模は800億円。

 このほか13年の市場規模見込みについて、明治「R‐1」などヨーグルトが市場拡大をけん引した免疫賦活作用を訴求する食品群が同22.5%増の625億円、エナジードリンクが市場を後押ししている滋養強壮は同4.4%増の2391億円だったとしている。

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