売上高、利益とも過去最高記録 AFCの3Q 海外部門が大幅伸長(2021.7.15)


 AFC‐HDアムスライフサイエンス(静岡市駿河区)は12日、2021年8月期第3四半期連結決算を発表。同期間累計の売上高は前年同期比24.2%増の144億9500万円、営業利益は同143%増の19億1600万円、純利益は207.6%増の13億5900万円となり、第3四半期連結累計期間で過去最高の売上高、各利益を計上した。

 ヘルスケア事業、医薬品事業とも好調を維持した。特に、ヘルスケア事業のうち海外部門が著しい伸びを示した。同部門の売上高は前年同期比177.6%増の37億4300万円と「記録的な増収」。海外顧客が手掛ける越境EC向け製品の受注が増加した他、既存顧客からの美容商材の受託製造案件が大きく伸長した。

 ヘルスケア事業の基幹部門であるOEMも増加基調を維持。売上高は同1.5%増の65億3200万円。通信販売事業者からの青汁や乳酸菌配合製品などの受注が売上増に寄与した。また、「腹部の脂肪を減らす」など体重コントロール機能を訴求する機能性表示食品の受託製造も好調だった。

 同事業では他に、通信販売部門と卸販売部門の売上高が2ケタ増を記録。それぞれ同18.3%増、同19.2%増となった。卸販売部門では、新型コロナの影響で滞っていた商談が動き出すとともに、機能性表示食品の受注が増加したという。

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