新規成分「MI‐2乳酸菌」登場 明治がヨーグルト飲料で届出 28日更新(2022.4.28)


 消費者庁は28日、機能性表示食品の届出データベースを更新し、新たに29件の届出を発表した。2021年度の総届出件数は1372件となった。

 今回の発表では、新規の機能性関与成分として「Lactobacillus plantarum OLL2712株(MI‐2乳酸菌)」が登場した。明治(東京都中央区)が届け出た「明治脂肪対策ヨーグルトドリンクタイプ」に配合されたもの。明治の届出資料によると、健常な成人の腸由来の乳酸菌だという。

 ヘルスクレームは「本品にはLactobacillus plantarum OLL2712株(MI‐2乳酸菌)が含まれます。MI‐2乳酸菌は、肥満気味の方のお腹の脂肪(腹部総脂肪)を減らす機能が報告されています」。同成分の機能性は研究レビューで評価された。

 乳酸菌を配合したヨーグルトなどを主力商品とする明治はこれまで、「PA‐3乳酸菌」「L.delbrueckii subsp. bulgaricus OLL1247株およびS. thermophilus 3078株(SC‐2乳酸菌)」の2種類の乳酸菌を機能性関与成分として届出している。

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